[急ぎ足]

Written by 日高ミユウ

街頭が明るい 足元は沼
もうこれ以上進めないのか
右手首痛い 何故なのか等
もうどうでもいいから続きを

嗚呼 何かが壊れて痛みを知ったけれど
甘やかされて生きた君には何も分からないや

回答が軽い 考えは甘い
もう終わりと思えばそこまでさ
左小指痛い 何故なのか等
もうどうでもいいから続きを

軽率な言葉が痛みを作ってく
何事もいい加減で済まされてゆくと思い込んでるさ
退屈な言葉が心を壊してく
何事もいい加減に済まされると思い込んでゆくのさ

もう何もかも
どうでもいいよ
さよならだよね
何もかもすべてもう暗闇さ