[お粗末様でした]
Written by 日高ミユウ
僕は何も蹴散らさないよ
愛し愛することもしないよ
我が儘は許してあげるけど
抱きしめることは出来ないの
僕は誰も必要としないよ
泣き喚きくずれ落ちないよ
突き放したりはしないけど
君と同じにはなれないんだ
言葉が必要か
その眼が口が体温を奪う
嘘つきにならないで
気持ちだとか云うんじゃない
只見えなくなってく
僕は何もおどかさないよ
壊れてしまうのは怖くないよ
我侭は聞いて欲しいけど
抱きしめてとまで云えないんだ
君は僕が必要じゃないよ
本当は淋しくなんて無いよ
我侭で居るのはいいけど
もっと眼を見ていて欲しいよ
形が必要か
その手が耳が僕を感じるさ
卑屈にはならないで
躊躇いとかそういうんじゃない…
言葉が必要か
その眼が口が体温を奪うさ
嘘つきにならないで
気持ちとかそういうんじゃない
只見えなくなってくさ…